上海のSIM・ネット|eSIM・VPN・Google接続
中国でのネット接続。eSIM・現地SIM・VPNの選び方、WeChat・Alipayの準備、ブロックされるサービスと使えるアプリを解説します。
中国に入ると、普段使っているGoogleやWhatsApp、Instagramがそのままでは使えない。グレートファイアウォールによって、多くの海外サービスがブロックされている。一方で、WeChatやAlipay、DiDiはブロックされておらず、現地では必須に近い。僕が上海で実際に使ってみて分かったのは、出発前にVPN付きのeSIMを用意しておくのが最もストレスが少ないということだ。到着後にVPNを探そうとしても、VPNのサイト自体がブロックされていてインストールが難しい。
eSIMは物理SIMの交換が不要で、QRコードでアクティベートできる。VPNが含まれたプランを選べば、GoogleやSNSも現地で使える。中国の電話番号が不要な点も、短期の旅行者にはありがたい。この記事では、ブロックされるサービスと使えるアプリ、eSIM・物理SIM・ポケットWiFi・ホテルWiFiの比較、VPNの選び方と注意点、出発前チェックリストとトラブル対処をまとめる。上海地下鉄やDiDi、WeChat Pay、Alipayの設定もあわせて参照してほしい。
何がブロックされ、何が使えるか
Google(検索・Gmail・Maps・YouTube)、Facebook、Instagram、Twitter/X、WhatsApp、Telegram、Netflixの一部、SpotifyなどはVPNなしでは使えない。WeChat、Alipay、DiDi、AppleのiCloud・Maps・App Store、MicrosoftのOutlook・Teams、Zoomはブロックされていない。中国ではWeChatとAlipayを出発前にダウンロードし、決済や予約の設定まで済ませておくことをおすすめする。
eSIM(多くの旅行者向け)
eSIMは出発前にオンラインで購入し、QRコードでインストール。到着後にアクティベートする。自国のSIMは通話・SMS用に残せる。VPNが含まれたプランを選ぶと、GoogleやSNSにアクセスできる。含まれていないと、現地でVPNを入れようとしても困難なことが多い。
eSIM非対応の端末では使えない。iPhoneはXS/XR以降、AndroidはPixel 3以降やGalaxy S20以降など。設定の「セルラー/モバイル」に「eSIMを追加」があれば対応している。プロバイダーによってデータ量・期間・価格・VPNの有無が違うので、必ず「VPNアクセス付き」か確認してから購入する。
物理SIM・ポケットWiFi・ホテルWiFi
長期滞在や中国の電話番号が必要な場合は、空港やChina Unicom/Mobileの店舗で物理SIMを購入する。パスポートと中国の住所(ホテルで可)が必要で、登録に10~15分程度。速度とカバーは良いが、西洋のサービスはブロックされたままなので別途VPNが必要だ。
グループで共有するならポケットWiFi(日額5~10ドル程度、VPN付きのものを選ぶ)。ホテルやカフェの無料WiFiはWeChatや中国アプリには使えるが、GoogleやSNSはブロックされたまま。移動中は接続できないので、外出時はeSIMやSIMのモバイルデータが頼りになる。
VPNの必須ルール
中国到着前にダウンロードする。VPNのサイトは中国でブロックされている。2~3種類入れておくと、一つがつながらない時に切り替えられる。無料VPNは中国ではほぼ使えない。出発前に接続テストをしておく。香港や日本のサーバーは速度が出やすいことが多い。WeChatやAlipayを使う時はVPNをオフにした方が動作が安定することがある。一部のホテルはVPNをブロックするので、その場合はモバイルデータで試す。
出発前チェックリスト
eSIM対応か確認し、VPN付きeSIMを購入。VPNアプリを2~3種類ダウンロードしてテスト。WeChatとAlipayをダウンロードし、アカウントと決済を設定。上海のGoogleマップをオフラインでダウンロード。Baiduマップも入れておく(VPN不要)。重要な連絡先とホテル住所を中国語でスクリーンショット保存。到着後はeSIMをオンにし、VPNに接続してからGoogleやSNSの動作を確認する。
よくある質問
中国でVPNは必要ですか?
GoogleやGmail、Instagram、WhatsAppを使うなら必要です。WeChatとAlipay、Baiduマップだけで十分なら、VPNなしでも過ごせます。
到着後にVPNを入れられますか?
難しいです。VPNのサイトはブロックされているため、出発前にインストールしておくことを強くおすすめします。
WeChatとAlipayはブロックされていますか?
いいえ。中国の主流アプリなのでブロックされていません。出発前にダウンロードと設定を済ませておくと便利です。
まとめ
上海でストレスなくネットを使うには、VPN付きeSIMを出発前に用意し、WeChatとAlipayを事前設定しておくのが現実的だ。VPNは到着後では入手しづらいので、必ず渡航前に複数入れてテストする。中国アプリはVPNなしで使え、地下鉄やDiDi、決済はWeChat PayとAlipayでカバーできる。オフラインマップと重要情報のスクリーンショットも忘れずに準備しておくと安心だ。