DiDi|上海で外国人でもタクシーを呼ぶ

中国版Uber・DiDiの設定から予約・決済まで。外国の電話番号とVisa/Mastercardで使える手順と、空港ピックアップ・詐欺対策を解説。

(更新: 2026年3月4日) 1分で読める
DiDi|上海で外国人でもタクシーを呼ぶ

上海で路上のタクシーを拾おうとして、何台もスルーされた経験がある。流しのタクシーは減っていて、2026年現在は**DiDi(滴滴出行)**なしでは現実的にタクシーを頼みにくい。中国国内400都市以上で使える配車アプリで、英語対応も十分だ。僕が実際にアプリを入れてから乗車・決済までやった流れと、空港でのピックアップ、安全のコツをまとめる。

DiDiは中国でシェアが非常に大きく、事実上の標準だ。24時間利用でき、待ち時間は市内なら1~5分、郊外でも5~15分程度で済むことが多い。英語に切り替えておけば、目的地の入力や車両選択、支払いまでアプリ内で完結する。初めて使うときは「中国の電話番号が必要では?」と思いがちだが、自国の電話番号で登録できる。ここではダウンロード、アカウント作成、言語設定、決済追加、そして配車から降車までの手順を説明する。上海タクシーガイド深夜の移動浦東空港からの移動もあわせて参照すると便利だ。

アプリのダウンロードと設定

App StoreまたはGoogle Playで「DiDi」を検索してインストールする。起動後、自国の電話番号(例:+81)を入力し、SMSで届く認証コードを打ち込めばアカウント作成完了だ。中国の番号は不要なので、渡航前でも登録できる。

設定で言語を英語にしておく。Account → Settings → Language → English。続いてAccount → Wallet → Payment Methods → Add Cardで、Visa・Mastercard・JCB・Diners Clubなどを追加する。AlipayやWeChat Payも使える。500元以下の乗車なら「パスワードなし自動決済」を有効にすると、降車時にいちいち認証しなくてよい。

決済方法対応
Visa / Mastercard / JCB / Diners
Alipay / WeChat Pay
現金⚠️ タクシー車両のみ

車両タイプと料金の目安

**Express(快車)**が一般的でコスパが良い。Comfortはやや高めで車両・ドライバー評価が上、Premier(専車)やLuxeはプレミアムだ。**Taxi(出租車)**を選ぶと公式タクシーが来て、現金払いも可能だが、旅行者にはアプリ決済のExpressの方が分かりやすい。

上海では初乗り(Express)が12~15元、タクシーが14~16元程度。キロ単価は約2.7元、深夜23:00~05:00は約30%加算される。市内5kmで15~25元、10kmで30~45元、空港から市内で150~250元程度を目安にするとよい。DiDiは路上タクシーより15~30%安いことが多く、ルートと料金がアプリに残るので安心だ。

予約から乗車、降車までの流れ

アプリを開き、目的地を英語または中国語で入力する。英語の住所や「The Bund」「Yu Garden」などの有名スポット名でも検索できる。車両タイプを選び、表示される予想料金を確認してConfirmをタップする。マッチング後、車種・ナンバープレート・ドライバーの写真と名前が表示される。

ここで失敗したことがある。到着した車のナンバーを確認せずに乗りかけたら、別の白タクだった。すぐ降りて、アプリの車両と一致するか必ず確認するようにした。ナンバープレートがアプリと一致しているかドライバーの顔が写真と似ているかを確認し、電話番号の下4桁で本人確認すると安全だ。到着後は設定していれば自動決済され、評価とチップ(任意)で終了。

空港でのピックアップ

浦東空港では到着ロビーで**「网约车 Ride-hailing」**の案内に従い、指定のピックアップゾーン番号を確認する。アプリでピックアップ地点をそのゾーンに合わせてから配車する。虹橋空港も同様に、指定エリアをアプリ上で現在地に設定してから予約する。到着してから5~10分前に予約すると、待ち時間が少なくて済む。

安全機能と詐欺対策

DiDiにはリアルタイム位置共有、緊急連絡先へのアラート、ワンタップで警察(110)に繋がる機能、番号マスキング、車内録音などがある。Safetyタブで緊急連絡先を登録し、乗車中はShare Tripで家族や友人に共有しておくとよい。

絶対に避けたいのは、アプリと違うナンバーの車に乗ること。空港や駅で「タクシー?」と声をかけてくる車は無許可のことが多い。現金を余計に要求されたり、メーターを使わず高額を請求するケースもあるので、支払いはアプリ決済に統一した方が安全だ。タクシー詐欺対策も参照してほしい。

ミニプログラム(アプリなしで使う場合)

WeChatやAlipay内のミニプログラムで「滴滴出行」を検索すると、アプリを入れずにDiDiを利用できる。WeChatならWeChat Pay、AlipayならAlipayで決済する形になり、そのプラットフォームの決済手段に限定される。

よくある質問

中国の電話番号は必要ですか?
いいえ。自国の電話番号でSMS認証すれば登録できます。中国の番号は不要です。

英語で使えますか?
はい。設定でLanguageをEnglishにすれば、画面も目的地入力も英語で使えます。

ナンバーが違う車が来たらどうすればいいですか?
乗らないでください。アプリの車両情報と一致する車だけに乗り、本人確認(電話番号下4桁)をしてから乗車することをおすすめします。

まとめ

上海では流しのタクシーよりDiDiが現実的だ。外国の電話番号とクレジットカードで登録でき、英語表示で目的地入力・決済までできる。空港では指定のピックアップゾーンを選び、車両とドライバーを必ず確認してから乗る。安全機能を設定し、支払いはアプリに任せておけば、観光中の移動がずっと楽になる。

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