海外ウォレットで中国決済|Alipay+・手数料無料の支払い
自国のモバイルウォレットで中国のAlipay加盟店に支払う方法。Alipay+経由で3%手数料なし。設定と使える場所・使えない場所を解説。
中国ではAlipayやWeChat Payに外国カードを登録して支払う方法が一般的ですが、200元を超える取引には3%の手数料がかかります。一方、自国で使い慣れたモバイルウォレット(電子マネー)がAlipay+ネットワークに参加していれば、中国のAlipay加盟店でそのまま支払え、200元超でも3%の追加手数料がかからないことが多いです。私も200元超の買い物では、ウォレット経由に切り替えて手数料を避けるようにしています。このガイドでは、海外ウォレットで中国決済する仕組み、事前設定、使える・使えない場所、バックアップ決済との組み合わせをまとめます。
Alipay+と海外ウォレットの関係
Alipay+は、海外のモバイルウォレットや銀行アプリが中国のAlipay加盟店で決済できるようにするネットワークです。参加ウォレットを使えば、中国用のAlipayアカウントを作らなくても、AlipayのQRやバーコードが使える店で支払えます。200元超の取引にAlipayやWeChat Payで外国カードを使うと3%かかりますが、海外ウォレット経由ではその3%がかからない場合が多く、高額になるほど差がはっきりします。ただし為替レートはウォレット側のレートになるため、200元未満ではAlipay+トラベルカードの方がレートが良いこともあります。
事前設定と支払いの流れ
渡航前に、使うウォレットアプリで国際決済または海外決済の設定を開き、「中国」を有効にして利用規約に同意します。ウォレットに十分な残高か、連携したカード・銀行口座を用意しておきます。所要時間は2〜3分程度のことが多いです。支払い時は、店のAlipay QRをウォレットのスキャン機能で読み取り、金額を人民元で入力し、PINまたは生体認証で確認して完了画面を店員に見せます。レジでこちらのバーコード/QRをスキャンしてもらう方式の店では、ウォレットの決済画面で自分のバーコード/QRを表示します。使えるのはAlipay+対応の加盟店で、Alipayのロゴがある店では使える可能性が高いです。WeChat Pay専用の店では使えないため、その場合はWeChat Payや現金に切り替えます。
使えないサービスと接続の注意
上海地下鉄の改札、DiDiタクシー、Meituanの出前、WeChat Pay専用店では海外ウォレットは使えません。地下鉄やタクシーはAlipayやWeChat Pay、あるいは外国カードのタップで対応してください。また、一部のウォレットアプリは中国国内でブロックされている場合があり、国際ローミングや中国で使えるVPNが必要になることがあります。位置情報が検出されない場合は、GPSを有効にし、位置取得のときだけVPNを一時的に切ってから再度接続する、またはアプリ設定で「中国」を手動選択してみてください。QRやバーコードが表示されない場合は、ネット接続とVPNの状態、アプリの再起動を確認します。
いつウォレットで、いつAlipayで払うか
200元を超える買い物では、3%手数料を避けられる海外ウォレットが有利になりやすいです。200元未満では手数料がかからないため、為替レートの良いAlipay+トラベルカードの方がお得なこともあります。地下鉄・タクシー・WeChatしか使えない店では、ウォレットでは支払えないので、Alipay/WeChat Payやバックアップ決済を用意しておく必要があります。VPNが使えない環境では、Alipayは中国でネイティブに動くため、ウォレットより確実に使える場合があります。
よくある質問
海外ウォレットだけで上海旅行は足りますか?
足りません。地下鉄・DiDi・WeChat Pay専用店では使えないため、AlipayやWeChat Pay、現金・物理カードなどのバックアップ決済が最低でも1つは必要です。
200元未満でも海外ウォレットを使うメリットはありますか?
手数料はどちらもかからないことが多いので、為替レートで比較するとAlipay+トラベルカードの方が有利な場合があります。慣れた画面で払いたい、中国用アプリを増やしたくないという理由ならウォレットでも問題ありません。
QRが表示されない場合はどうすればいいですか?
ネット接続(VPN・ローミング)を確認し、アプリを再起動してみてください。中国でアプリがブロックされている場合は、VPN接続後に再度試すか、その店ではAlipayや現金で支払ってください。
まとめ
海外ウォレット経由のAlipay+決済は、200元超の買い物で3%手数料を避けたいときに有効です。ただし地下鉄・DiDi・WeChat専用店では使えないため、AlipayとWeChat Pay、現金やバックアップ決済をあわせて用意しておくと、上海での支払いをカバーしやすくなります。
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