上海のバックアップ決済|現金・ATM・銀聯QuickPass

モバイル決済が使えないときの対処法。現金の目安、ATM引き出し、銀聯QuickPass、Visa/MCタップ。上海で困らない支払いの備え。

(更新: 2026年3月4日) 1分で読める
上海のバックアップ決済|現金・ATM・銀聯QuickPass

AlipayWeChat Payは上海ではほぼ必須ですが、カード登録の不調、店側が外国カードを拒否する、ネットや電池の都合で使えないことがあります。一度、スマホの電池が切れかけて慌てて現金を出した経験があり、それ以降は現金と物理カードを必ず持ち歩くようにしています。中国ではすべての店舗が現金を受け入れる義務があり、現金・銀聯QuickPass・Visa/Mastercardのタップ・ATM引き出しを組み合わせれば、ほぼすべての場面をカバーできます。このガイドでは、現金の目安と両替、ATMの使い方、銀聯QuickPassと上海地下鉄の外国カードタップ、カードトラブル時の対処までまとめます。

現金(人民元)の役割

現金は法的に受け入れ義務があり、アプリもネットも不要で、伝統的な市場や屋台では今でも好まれることが多いです。一方、両替レートのロス、盗難・紛失リスク、高額買い物には向きません。日々の支出用に1日200〜500元、緊急用に500〜1,000元程度を持っておくと安心です。入国時に携帯できる現金の上限は2万元です。両替は中国銀行(中国银行)やICBC、CCBなど主要銀行がレート良く、空港の両替所やホテルは不利になりがちです。100元札ばかりだとお釣りが用意できない店があるので、20元・10元・5元・1元の小銭も用意し、現金は一箇所にまとめず分散して持つと安全です。

ATMで人民元を引き出す

外国カードでも中国のATMから人民元を引き出せます。銀聯は110万台以上のATMで使えカバーが最も広く、VisaやMastercardは主要銀行のATMに限られます。中国銀行(中国银行)、ICBC、CCB、ABCは外国カード対応で英語メニューがあることが多く、HSBCやCitibankも利用しやすいです。手順は、銀聯/Visa/MCのロゴがあるATMで英語を選び、カード挿入・PIN入力のあとWithdrawalを選択し、金額(1回最大3,000元が一般的)を入力してCNY(現地通貨)を選びます。「自国通貨で支払いますか?」と出たらNOにしてCNYで払うとレートが有利です。中国側のATM手数料は1回あたり20元程度、自分の銀行の手数料は発行元によります。銀聯は為替マージンが約0.8%、Visa/MCは1〜1.1%程度が目安です。カードが拒否されたら別のATMを試す、海外引き出しが有効か確認してください。

銀聯QuickPass(タップ決済)

銀聯のQuickPass(閃付)は、カードを端末にタップするだけで支払える方式で、アプリ不要で手数料は約0.8%(Visa/MCの1〜3%より低いことが多い)です。上海・北京・広州・深圳など多くの都市の地下鉄で、改札に銀聯カードをタップして乗車できます。銀聯カードのメリットでは手数料と受け入れ範囲を詳しく解説しています。Apple PayやSamsung Walletに銀聯を登録してスマホでタップすることもできます。

Visa・Mastercardの直接決済と地下鉄

ホテル、大型ショッピングモール、空港免税店、スターバックスなどのグローバルチェーンではVisaやMastercardがそのまま使えることが多いです。上海地下鉄は2024年6月から全21路線・全駅で外国カードのタップに対応しており、Visa、Mastercard、銀聯、Discoverを改札にタップするだけで乗車できます。空港アクセス地下鉄ガイドもあわせて参照してください。

おすすめの組み合わせと緊急時

最も安全なのは、(1)AlipayWeChat Payの両方、(2)銀聯の物理カード(QuickPass対応)、(3)現金500〜1,000元、(4)Visa/MCカード(ホテル・大型店用)の4つを用意することです。出発前に人民元を少し両替し、カードの海外ATM・決済を有効化し、渡航予定を銀行に伝えておくと、不正検知を防げます。到着後は空港のATMで500〜1,000元を引き、小額紙幣を用意し、地下鉄でQuickPassや外国カードタップを試しておくと安心です。モバイル決済がすべて使えなくなったら物理カードと現金に切り替え、それも難しい場合は銀行窓口(パスポート持参)、送金(Western Union等)、大使館・領事館への連絡を検討してください。緊急時は警察110、観光苦情は12301です。

よくある質問

現金はどのくらい持っていれば足りますか?
日々の支払い用に1日200〜500元、緊急用に500〜1,000元を目安にするとよいです。入国時の携帯上限は2万元です。

銀聯カードはAlipayに登録しなくても使えますか?
はい。銀聯の物理カードはAlipayWeChat Payに登録しなくても、POS端末や地下鉄の改札でタップして使えます。銀聯のメリットで詳しく説明しています。

上海地下鉄で外国カードは使えますか?
はい。全線・全駅でVisa、Mastercard、銀聯、Discoverのタップが使えます。改札にカードをかざすだけで乗車でき、地下鉄ガイドに詳細があります。

まとめ

上海ではAlipayWeChat Payを主軸にしつつ、現金、銀聯QuickPass、Visa/MCのタップ、ATMをバックアップとして用意しておけば、モバイル決済が使えない場面でも対応しやすくなります。出発前にカードの国際利用を有効化し、到着後に少額で試してから本番の支払いに使うと安心です。

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